症状
物を持ち上げたり、手を捻ったりする動作で、肘の外側が痛み、手を伸ばして物が持てなくなる病気です。指、手関節を伸ばす筋肉は肘の外側についています。この筋群の引っ張る力による慢性のストレスなどによって、この部で炎症を起こした病気です。テニスをする人に多く発症し、「テニス肘」とも呼ばれます。しかし、テニスをしない中年の方にも多く発生するので一種の「使いすぎ症候群」と考えられます。
治療法
まずは出来るだけ肘や手首を使わないように局所を安静にします。同時に湿布をして炎症を抑えます。また、温熱療法とストレッチを行い、装具のテニス肘バンドを使用します。痛みを軽減するために、鍼灸治療や腕の筋肉をほぐすと効果的です。
ストレッチの方法
★ストレッチはよく腕を使う前や、疲れてきた時に10秒程行うと効果があります。